鱗の中まで金色で埋まりきった “これぞ無垢タイプ” の過背金龍
アッパーヘッドスタイルも魅力的な40cm± 1歳魚
無垢タイプ独特の、背中の発色パターンにご注目
通常の金底や藍底は鱗の外側から徐々に内側にかけて発色面積が増してきます。
しかし鱗底の隙間がなくなるレベルまで金が全面発色する無垢タイプは、外側だけではなく鱗の生え際や中央から
鱗を包み込むようにベットリ発色が進んでいきます。この個体、背中の上まで鱗底の地肌色を残さないタイプな感じ・・・
文字通り、金の延べ棒、金無垢に成り得る個体ではないでしょうか。
こちらが当時、輸入したばかりの同ロット水合わせ風景。この中の一匹ですね。
ベビー時に頭がこのようになっている個体、皆様も見たことがあると思います。
当店がこのようなダイヤモンドヘッドを選ぶ際は “発光ではなく発色” これを絶対条件にしています。
パッと見では伝わりにくいかもしれませんが、透けていない地肌の上に色が乗っている感じですね。
頭部中央の四角いダイヤモンド発色は40cmになっても色褪せる事なく逆に濃く24Kに到達しています。
店頭に移動したばかりで検疫水槽で合成抗菌剤+グリーンFゴールドの薬浴中ですので水に色がついています。
わかりにくい画像かもしれませんが、この個体が持つ鱗の発色パターンや質感は伝わると思い掲載しました。
混泳されていた際に噛まれて鰭先がホウキのようにササクレたとの事で、成形手術をお客様ご自身で行われています。
綺麗にカットされていますので、このまま単独飼育してあげれば3ヶ月程度で元通りの長さまで回復するでしょう。
鱗はこちらも混泳時の水質が少しキツかったのか鱗のエッヂが軽く欠けていますが、抜く必要はありません。
雑菌がいないクリーンな水を維持することでエッヂのカケは自然回復します。
抜かないと治らないという風潮がありますが、それは鱗が溶ける根本的な原因を解決できていないからです。
鱗が半分くらいまで小さくなってしまうような溶けが進行している場合を除いて、原因(適応範囲外へのPH上昇・降下)や
雑菌類の増殖を解決してあげれば、エッヂは自然回復してくれます。この個体はまだまだ余裕で回復できます。
まだ40cmで約1歳魚。
これから更なるモンスタースタイルと全面フルベタ発色の進化が楽しめる極品です!
売約済