2012年11月5日月曜日

ファーム紹介&臨時休業・定休日変更のお知らせ

◆11月より定休日が変更◆

毎週月曜日が定休日となっておりましたが、11月より毎週「日曜日・祝日」も定休日に変更させて頂きます。

発送につきましても今までの「月曜日発送→火曜日到着」に加えて「日曜日発送→月曜日到着」「祝日発送→翌日到着」が
お休みとなります。

新定休日・・・毎週 日曜日・月曜日・祝日(ご来店・お問い合わせ・発送すべて休業)

※HP・Yahoo!オークションなど公開情報の定休日記載変更が間に合っておりませんが、、、
11月1日より当ブログ情報優先で変更させて頂きます。

◆臨時休業のお知らせ◆

11月14日/15日の2日間、出張のため臨時休業させて頂きます。

※該当期間中はご来店・お問い合わせ・発送すべてが対応できませんので予めご了承ください。

◆スモールファーム産リアルレッドのミドルサイズ公開◆

11月5日より少数輸入のスモールファーム産リアルレッドのミドルサイズを公開!!
インドネシアへ渡航・現地厳選しました25cmサイズの自信タップリ個体群!!

インドネシア・カリマンタン島のスモールファーへ向かう道中



今までで最強レベルのゴツゴツ・ガタガタ超悪路!しかもトラック。
HUTAN代表T氏と謎の黒人運転手に挟まれ鬼密着&1分間に数回T氏と黒人の吐息を感じなが進む悪路・・・(最悪です)

やっと着いたスモールファーム



その規模を見ると“スモールファーム”という感じではないかも?池の面数もかなりあります。
オーナーの資金力と拘りが感じ取れます。。。なにせインドネシア国営企業ファームグループの傘下ですから・・・

“お国の威信を掛けて!それを背負う名も無きPBスモールファーム”



スモールファームで種親として出番待ちだった50cmサイズの親魚



この個体、3歳魚でクリア水槽に青いバックスクリーンを貼った水槽に入っていましたが真っ赤!!
赤の厚みが抜群で、まさに“厚塗りの赤”といった表現ですね。

当スモールファーム産もREALでは今後扱っていきたいと思い、この個体の購入交渉!
結果、買収!!

当店は現地からのお届け画像での自慢セールス?ではなく、高額かつリスクが高い個体でも
紹介するからには“買収後”にご紹介致します!!

「こんなのも居ます」「予約できます」「輸入できます」なんていくらでも言えます!

凄い個体を “売れる売れない別として” 実際に輸入してこそ、輸入業者としての “真価発揮”
だと考えます!!

この親魚は当店でも1500×600×600mmの水色バック水槽で泳がせる予定です。
ブラック水槽不要の真っ赤をお見せ致します!!乞うご期待!!!
(輸送の色飛びが戻るまで2~3ヶ月は猶予下さい)


そして肝心の・・・

同スモールファーム産リアルレッドベビー(25cmオーバー!)限定10匹&種親1匹
合計11匹

輸入完了しております!!

11月6日、25cmオーバー厳選個体 突如Yahoo!オークションに5匹登場!!
どこよりも早い、早すぎる年末セール(クソ忙しい時期に茨城になんか誰も来てくれませんから・泣)
にて1円スタート決行します!!

店頭販売にて商談を頂いておりますので、10匹中何匹ご紹介できるか“?”です。
お見逃しなく!!!!

◆ちょっと豆知識◆

「スモールファーム」という言葉は俗に自身でサイテス認可(輸出許可)を持たない個人ブリーダーの事を言います。

現在、商業ベースでサイテス認可を受けているファーム産出の個体は「○○ファームの○○レッド」等といった表現で
ファーム名が開示されブランド名・商業名となっているケースが多いですが、スモールファームの場合は会社組織ではなく
マニアが個人的な趣味・副業(日本で考えられる規模ではないですが・笑)でアロワナブリードを行っている感じです。

それらスモールファームの個体は商業目的で増やしているというよりは自分好みの個体を増やすといった目的ですから
オーナーの拘りが反映され、特徴ある個体群・俗に極上と表現されるレベルの個体群が多く存在します。

自身の目を頼りに各地から良質な稚魚を買い付け→育てて上げて各コンテストに出品して高値で売却するケースも見られますが
中にはそれら自分の理想に育った個体を売却せず、自身のプライベートファームに入れて稚魚を産出したりする超マニアも居ます。
当社が独占的に取引しているコンテストブリーダー・アロワナトレーダー“CongKu”等がその部類です。

しかしスモールファームで良い個体を発見しても、彼らは自己満足だけで繁殖を行っており輸出商売を目論んでいないため
サイテス認可を持っていません。

スモールファーム産の個体を日本へ輸出する場合、紹介してもらったサイテス認可ファーム(スモールファームが傘下になっている等)
当社が取引しているインドネシア・マレーシア・シンガポールのサイテス認可ファームを通じて輸出する必要があります。

サイテス許可を持つ大手ファームは自社の生産個体を売ったほうが明らかに利益が多いのに、当社(REAL)の希望を叶えるために
わざわざ傘下のスモールファームを紹介してくれる(マージンは抜いてるでしょうが・笑)最大の理由はPRODUCT HUTAN株式会社が
今まで築き上げてきた輸入実績・ファームとの信頼関係なくしては語れません!

毎月少なくとも2回以上の輸入がある当社ですから、スモールファーム産の個体群は直近の輸出に合わせて該当ファームへ運び、
サイテス認可ファーム産出の個体と共に輸出しております。

インドネシア・マレーシア・シンガポール各国に存在するスモールファーム産出個体をREALのためだけに輸出するわけです。

各地のサイテス認可ファームを通す必要がありますので当社の場合はインドネシア産まれの個体をマレーシア・シンガポールの
ファームを通して日本へ輸出するケースもあります。逸早く欲しいですからね!

ですから登録票の産地に関して例えばインドネシアのスモールファームであるCongKuの個体でも、その時々によって
インドネシアの認可ファームを通すケースもあればシンガポールの認可ファームを通すケースもあります。

登録票(日本で発行される国際野生稀少動植物種登録票)には輸出地が記載されますので、サイテス認可ファームの場所によって
インドネシア産出のCongKuでも「インドネシア産」「シンガポール産」「マレーシア産」と3通りが存在します。
その他マレーシア産出のスモールファーム産でも「インドネシア産」「シンガポール産」などになっている場合もあります。

より良い個体に出会うため、色々な努力と各関係者の協力を得て頑張っております!!